札幌スプレー缶爆発事故、消臭作業ができなかった?
札幌のスプレー缶爆発事故はかなり大きな爆発事故であった。
当初では、原因は居酒屋の厨房ではないか?というような
報道もあったが、まさか大量のスプレー缶を噴射してからの
事故だったとは驚きである。
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原因は札幌のアパマンショップの従業員が大量に余ってしまった
スプレー缶の在庫処理の為、部屋内で100本以上のスプレー缶を
噴射し、その後手を洗おうと給湯器のスイッチを付けたところ
爆発したというものだった。
始めのうちは外に出てスプレー缶を噴射していたそうなのだが
近隣住民の目が気になったのであろう。
店内で在庫処理をするため、スプレー缶を噴射したのである。
店舗改装などが近づいていた為、在庫処理をしていたとのこと。
様々なことが重なり、今回の爆発事故となってしまった。
・ヘヤシュ「heyashu」
ヘヤシュ消臭・除菌スプレー
お部屋に消臭成分を噴射。お部屋の隅々までニオイのない
空間にします。わずかな時間でお部屋が生まれ変わったようにすっきり。
植物由来の消臭成分だから、どんな部屋でも安心してお使い
いただけます。
これが爆発の原因となったスプレーである。
ヘヤシュ「heyashu」で検索したが
スプレー缶本体のみの価格については
分からなかった。
・消臭抗菌代して請求していた
アパマンショップはこのスプレー缶の消臭抗菌代として
下記のような値段となっていた。
1R~1DK:12,960円
1LDK~2DK:16,200円
2LDK~3DK:19,440円
3LDK~4DK:22,680円
4LDK~5DK:25,920円
スプレーを撒くだけと考えたら、ボッタくりと言われるような値段設定の
ように思える。
ただ部屋の大きさで結構値段も違い、値段設定はしっかりしているのかも
しれない。
これが120本以上も在庫として余っていたのであるから
実際には施工されていなかったということが濃厚だと
思われる。
アパマンショップで部屋を借りた人から、未施工の
請求があってもおかしくない。
・スプレー缶の注意書きについて
注意喚起語 危険
危険有害性情報 極めて可燃性/引火性の高いエアゾール
加圧ガス/熱すると爆発のおそれ
火気厳禁という言葉は大きめで書かれている。
・スプレー缶爆発の威力
この火気厳禁であるスプレー缶を約120本も室内で噴射しているのだから
相当なガスの量になったはずである。
プロパンガスは空気よりも重い為
上部で換気していたとしても下部にガスが溜まってしまうことも
考えられる。
ここで、給湯器の火を付けてしまった為
大爆発となってしまったのである。
・この事故の責任は?
この爆発事故により、けが人は52人、建物の被害は被害棟数39棟に
及んでいるという。
アパマンショップのリーシング会社社長は、
謝罪の態度という感じではなく淡々としていた印象である。
事故を起こしてしまった店長の責任はもちろんあると思われるが、
このような在庫が残ってしまったものを処分しなければならない
体制についても責任がどこにあるのか、原因の究明をしていかなければ
ならないと思う。